10月23日から25日まで開催しました青フェス2016が無事終了しました。

ご出展頂きました皆さま、ご協力して頂きました皆さま、ご来場頂きました皆さま、ありがとうございました！

2011年にスタートした「青フェス」は、デザインの力で技術をわかりやすく表現し、インスタレーション展示を行いながら、各メーカーのプレゼンテーションを聞き直接話ができる環境や、サンプル素材をその場で購入できるマテリアルマーケットなど、技術とデザインが化学反応を起こす新しい「場」です。

6回目の開催となった2016年は、デザインウィーク期間とは重なっていないにもかかわらず、3日間で1000人を超える方々にお越し頂きました。昨年同様、開催日程を3日間にし、日曜日を開催日程に加えることで、平日に時間が取りにくい方々にもお越し頂くことができました。例年通り、自動車、家電関係のメーカーに加え、雑貨や家具など幅広いジャンルのメーカーのインハウスデザイナーをはじめ、フリーランスやデザイン事務所のデザイナーの方々にもたくさんお越し頂きました。

今回は特殊加工技術や印刷、新素材などの技術や素材メーカーが15社出展しました。各出展メーカーが目的とすること、狙っていきたい業界などを事前にヒアリングし、サンプルデザインやディスプレイデザインに反映しました。今年で４年目になるマテリアルマーケットも常に人が途切れることなく好評のうちに終了しました。

青フェスはデザイナーに直接アピールでき、コミュニケーションが図れるという点で他に類を見ない展示会です。一日に２回行ったプレゼンテーションでは多くの方が真剣にお話を聞いており、回を重ねる毎にモデレーターとの会話もはずみ盛り上がっていました。今回ご覧いただいた新たなCMFデザインが、世の中がもっと豊かになるきっかけとなることを願っています。

今年は、現在のスタイルでの青フェスの集大成になったと思っており、ここでこのスタイルでの青フェスは終了し、また新たな形で「日本のものづくりを活性化」 するという、私たちの“志”をベースにした企画を考えたいと思います。

青フェスは来年も開催予定です。

青フェスの開催に際して、ご意見やご感想などありましたらぜひお聞かせ下さい。